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Akihiro Sagawa 2012-06-07 00:37:56 +09:00 committed by Alexandre Julliard
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@ -1,10 +1,10 @@
1. はじめに
WineはDOS、Windows 3.x や Win32 実行可能ファイルを含むMicrosoft
WineはDOS、Windows 3.x、Win32 や Win64 実行可能ファイルを含むMicrosoft
WindowsプログラムをUnix上で実行できるようにするプログラムです。
Microsoft Windowsバイナリを読み込んで実行するプログラムローダと、
UnixやX11同等物を使ってWindows APIの呼び出しを実装するWinelibと呼ばれる
ライブラリから成ります。ライブラリはWin32のコードをネイティブな
ライブラリから成ります。ライブラリはWindowsのコードをネイティブな
Unix実行可能ファイルに移植するのにも使えます。
Wineはフリーソフトウェアで、GNU LGPLのもとでリリースされています。
@ -42,7 +42,7 @@ Wineをコンパイルし実行するには、以下のうち一つを持って
FreeBSD情報:
Wineは一般的にFreeBSD 7.0より前のバージョン上で正しく動作しないでしょう。
詳細については<http://wiki.freebsd.org/Wine>を参照してください。
詳細については http://wiki.freebsd.org/Wine を参照してください。
Solaris情報:
GNUツールチェーンgcc、gasなどでWineをビルドする必要がある可能性が
@ -72,16 +72,18 @@ Mac OS X情報:
もちろん"make"も必要です大概はGNU make
flexバージョン2.5以降とbisonも必要です。
flexバージョン2.5.33以降とbisonも必要です。
オプションのサポートライブラリ:
オプションのライブラリがシステム上に見つからなかったときに情報を表示します。
インストールすべきパッケージについてのヒントについては
configureはオプションのライブラリがシステム上に見つからなかったときに通知を
表示します。インストールすべきパッケージについてのヒントについては
http://wiki.winehq.org/Recommended_Packagesを参照してください。
64ビットプラットフォーム上では、これらのライブラリの32ビットバージョンを
インストールするようにしなければなりません; 詳細については
http://wiki.winehq.org/WineOn64bitを参照してください。
64ビットプラットフォームでは、Wineを32ビットでコンパイルした場合デフォル
、これらライブラリの32ビットバージョンをインストールしたことをよく確認
してください。詳細はhttp://wiki.winehq.org/WineOn64bitを参照してください。
真の64ビットWineまたは32ビットと64ビットが混在したWine配置を必要とする
場合は、詳細についてhttp://wiki.winehq.org/Wine64を参照してください。
4. コンパイル
@ -89,7 +91,6 @@ wineinstallを使わないことを選択した場合、Wineをビルドする
実行してください:
./configure
make depend
make
これによって"wine"というプログラムと多数のサポートライブラリやバイナリが
@ -99,22 +100,11 @@ make
コンパイル設定オプションを見るには、./configure --helpを行なってください。
パッチファイルを使うことで新しいリリースにアップグレードするには、
はじめにリリースのトップレベルディレクトリこのREADME
[訳注: README.jaではなくREADME]を含むディレクトリにcdしてください。
そして"make clean"を行ない、以下のようにしてリリースにパッチを当ててください:
bunzip2 -c patch-file | patch -p1
ここで"patch-file"はwine-1.0.x.diff.bz2のようなパッチファイルの名前です。
そうすると"./configure"を再実行でき、"make depend && make"を行なえます。
5. 設定
いったんWineが正しくビルドされると、"make install"を行なえます。
これによりwine実行可能ファイル、Wine manページやいくつかの必要なファイルが
インストールされます。
これによりwine実行可能ファイルとライブラリ、Wine manページやいくつかの必要な
ファイルがインストールされます。
まず、衝突するあらゆる前のWineインストールをアンインストールするのを
忘れないでください。インストール前に"dpkg -r wine"または"rpm -e wine"
@ -132,20 +122,18 @@ Wineを起動するとき、実行可能ファイルのパス全体またはフ
例えば、メモ帳を実行するには:
wine notepad (設定ファイルで指定された、ファイルを検索
wine notepad (レジストリで指定された、ファイルを検索
wine notepad.exe するための検索パスを使う)
wine c:\\windows\\notepad.exe DOSファイル名の文法を使う
wine ~/.wine/drive_c/windows/notepad.exe Unixファイル名の文法を使う
wine notepad.exe /parameter1 -parameter2 parameter3
(パラメータを付けてプログラムを呼ぶ)
wine notepad.exe readme.txt (パラメータを付けてプログラムを呼ぶ)
Wineはまだ完成していないので、いくつかのプログラムはクラッシュする
かもしれません。そのようなクラッシュでは、問題を調査して修正できるように
デバッガに放り込むことになるでしょう。これのやりかたについて詳しくは
Wine Developer's GuideWine開発者のガイドのデバッグの節を調べてください。
Wineは完璧ではないので、いくつかのプログラムはクラッシュするかもしれません。
そのような場合はクラッシュログを得られるでしょう。クラッシュログはバグを報告
するときにレポートに添付するべきです。
7. 更なる情報の取得
@ -156,27 +144,24 @@ WWW: Wineについてのたくさんの情報がhttp://www.winehq.org/にある
FAQ: Wine FAQはhttp://www.winehq.org/FAQにあります
Usenet: comp.emulators.ms-windows.wine上でWine関連の問題を議論し助けを
得られます。
バグ: http://bugs.winehq.orgにあるWine Bugzillaでバグを報告してください。
バグ報告を投稿する前に問題がすでにあるのかどうかを調べるために
bugzillaデータベースを検索してください。comp.emulators.ms-windows.wineに
バグを投稿することもできます。
IRC: irc.freenode.net上のチャンネル#WineHQでオンラインヘルプを利用できます。
Git: 現在のWine開発ツリーはGitを通して入手できます。
詳細についてはhttp://www.winehq.org/site/gitに行ってください。
Wiki: Wine Wikiはhttp://wiki.winehq.orgにあります
メーリングリスト:
Wineユーザと開発者のためのいくつかのメーリングリストがあります。
詳細についてはhttp://www.winehq.org/forumsを参照してください。
Wiki: Wine Wikiはhttp://wiki.winehq.orgにあります
バグ: http://bugs.winehq.orgにあるWine Bugzillaでバグを報告してください。
バグ報告を投稿する前に問題が既知や修正済みかどうかを調べるために
bugzillaデータベースを検索してください。
何かを追加するか、バグを修正するならば、次のリリースに含めるために
'diff -u'形式でパッチをwine-patches@winehq.orgのリストに送ってください。
IRC: irc.freenode.net上のチャンネル#WineHQでオンラインヘルプを利用できます。
Git: 現在のWine開発ツリーはGitを通して入手できます。
詳細についてはhttp://www.winehq.org/gitに行ってください。
何かを追加するか、バグを修正するならば、次のリリースに含めるためにパッチ
git-format-patchをなるべく使用をwine-patches@winehq.orgのリストに送って
ください。
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Alexandre Julliard